2005年08月09日
(49)謎をとく鍵
アイゼングラードでウラジ・ザースとの勝負を制すことはできたが、戦いは終わらない。
一旦、マリーの家へと戻ったトラッシュは、これからのことを相談していた。
「おそらく、タッカーが黒幕だったのでしょうね」
マリーは冷静に分析した。
ウラジ・ザースは傀儡として利用されていただけなのではないか。ザース家の正当な後継者というだけで、旗印としては充分な効果がある。それをタッカーの個人的な野望・人類への復讐のために利用されたのだ。
「ウラジは、戦いをやめようとしていた・・・」
トラッシュはウラジの言葉を思い出していた。ウラジにも何かしらの信念、ザース家の誇り、そういう高尚なものが見えていた。人類を何とか導こうとする意思。しかしそれと戦争とはどうしても結びつかなかった。しかし背後にタッカーがいて、好戦的な方向に持っていこうとしていたのなら、話は分かる。
「全ては、あいつが、タッカーが・・・」
タッカーの顔を思い出し、トラッシュは怒りに拳を握った。
それだけではない。イーチィも奪われた。
なぜイーチィが彼ら側に行ったのかが分からない。
はじめからそのつもりだったのか? そもそも彼女の意思なのか?
分からないことだらけだ。
「・・・これからどうするの?」
マリーの問いに、トラッシュは即答した。
「決まってるさ! イーチィを取り戻す! イーチィは大事な仲間なんだ!」
その元気な声に、マリーは微笑を浮かべた。
マリーは前に、トラッシュに問いかけたことがあった。
(「どんなことをしてもイーチィを守ると、誓って」)そう言ったときの言葉を、トラッシュは覚えているだろうか?
あの時、その言葉の意味が分からなくても、今はこうして現実に直面している。
それでもなお、少年の目はまっすぐに、「仲間を救いたい」という決意の色がみてとれた。
「タッカーの居場所は、わたしが必ずつきとめてみせるわ。だから少しの間、時間を頂戴」
なぜタッカーはイーチィを欲し、そして何をしようとしているのか。
タッカーとイーチィの「使命」が全ての謎を解く鍵。
まずは居場所をつきとめなくては。
トラッシュ達は、しばしの休息をとる。
ついに姿を現した真の敵。
イーチィをとりもどすことはできるのか。
それだけではない。イーチィも奪われた。
なぜイーチィが彼ら側に行ったのかが分からない。
はじめからそのつもりだったのか? そもそも彼女の意思なのか?
分からないことだらけだ。
「・・・これからどうするの?」
マリーの問いに、トラッシュは即答した。
「決まってるさ! イーチィを取り戻す! イーチィは大事な仲間なんだ!」
その元気な声に、マリーは微笑を浮かべた。
マリーは前に、トラッシュに問いかけたことがあった。
(「どんなことをしてもイーチィを守ると、誓って」)そう言ったときの言葉を、トラッシュは覚えているだろうか?
あの時、その言葉の意味が分からなくても、今はこうして現実に直面している。
それでもなお、少年の目はまっすぐに、「仲間を救いたい」という決意の色がみてとれた。
「タッカーの居場所は、わたしが必ずつきとめてみせるわ。だから少しの間、時間を頂戴」
なぜタッカーはイーチィを欲し、そして何をしようとしているのか。
タッカーとイーチィの「使命」が全ての謎を解く鍵。
まずは居場所をつきとめなくては。
トラッシュ達は、しばしの休息をとる。
ついに姿を現した真の敵。
イーチィをとりもどすことはできるのか。
Posted by ガノタ at 09:21│Comments(0)
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